Friday, April 22, 2011

座る時間の長さと健康

Louisiana州にあるPennington Biomedical Research Centerが17,000人以上の男女のライフスタイルを13年間に渡り研究したところ、一日の大半を座って過ごす人は心臓発作による死亡率が54%高くなるという発表をしています。

また、American Cancer Societyが123,000人を対象に1992年から2006年までの14年間行った研究でも、1日に6時間以上座る人は1日に3時間以下しか座らない人に対し、死亡率が男性では20%、女性では40%も高かったということです。

その理由として、血液中の脂肪を分解しエネルギーに変換するリポ蛋白リパーゼ(LPL)という酵素が関連しているのではないかということです。立って身体を動かすことにより、この酵素の動きを活発化させ、血液中の脂肪を減らすそうです。

また、座っている時のほうがカロリー消費が少ないので肥満になりやすいというのも影響していると言えるでしょう。
そういえば、数年前にArizona州にある健康関連の企業を訪問した時に驚いたのですが、CEOをはじめ多くの方がStanding Deskを使って立って仕事をしていました。

私も今後、必要な時以外は常に立って身体を動かすように心がけたいと思います。

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