日本では、携帯電話が財布になったり、携帯電話でテレビを見ることができるなど、本当に多機能になっていますが、アメリカでは、通常の携帯電話なら音声通話とテキストメッセージができれば十分で、日本ほど先進的な携帯電話はほとんどありません。
この数年で急速に普及しているスマートフォンでは、Appでいろいろなサービスを利用できるようになってきていますが、最近、Apigy Inc.という会社が開発した"Lockitron"という製品は、携帯電話を使って家の鍵の開け閉めができるということで、なかなか面白そうなアイデアです。
外出の際に、家の鍵を閉めてきたかどうか不安になることが時々ありますが、この"Lockitron"があれば問題なさそうです。
価格は、右のようなパーツセットで295ドル。
このパーツにドアノブやドアハンドルをつけると、数10ドル高くなります。
鍵はインターネット経由で開閉するため、ドアから3メートル以内に置くベースステーションは常時インターネットに接続している必要があります。ベースステーションとドアの鍵は無線で通信します。
また、NFC(Near Field Communication)に対応した電話だと、NFCタグに携帯電話をかざすだけでドアの開閉ができるそうです。
まだベータ版とのことで、295ドルを払ってまで使う気にはなれませんが、将来はこのようなことが当たり前のようになってしまうのでしょう。
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